~鉄筋工事業とは~

建物の中に入っている骨組みを作る仕事です

鉄筋」とはコンクリートの中に埋め込まれている、骨組みの事をさします。
人間に例えると「」と同じく、外からは見えませんが、なくてはならない大切な部分です。
この大切な骨組みを作っていくのが鉄筋工事の仕事になります。


~現場と加工場~

鉄筋工事はすべてが工事現場で完結する仕事ではありません。
現在の鉄筋業のほとんどが、「現場」と「加工場」の2種類に分担されています。

■現場とは

現場とは皆様が基本的に想像される「工事現場」と言われるところです。
鉄筋とは、建物の骨組みですので、実際に建物が建てられる場所で骨組みを作っていく。
現場では、職長と呼ばれる現場の責任者を筆頭に、決められた鉄筋材を使い組み立てていきます。

現場は様々で、新たにビルや工場を建てる工事や、既存の建物の補強工事など、様々な現場があります。

既存の建物の補強部分の写真です
これから工場が建てられる基礎部分の写真です。
コンクリート階段の中です

■加工場とは

鉄筋材とは、最初はまっすぐなただの鉄の棒です。
その鉄の棒を必要な長さで、曲げや切断を行うのが加工場です。

現場の規模にもよりますが、何百・何千と言う鉄筋の加工をしないといけません。
そのための機械を現場へ持参し、加工するのも可能ですが、
作業効率を上げるために加工専用の場所を設けているのが加工場です。